【ニュース】 東急不動産、冷凍冷蔵倉庫事業に本格参入、大阪市内で計画中の2物件に参画、今後は国内各地で積極的に拡大予定 大阪府大阪市

2024.04.09
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、星野浩明社長)はこのほど、冷凍冷蔵倉庫事業に本格参入した。

冷凍・冷蔵品を一時保管する倉庫は、世帯人員の変化や「ふるさと納税」制度の利用拡大などによる冷凍・冷蔵食品の消費量増加、フロンガス規制による古い冷凍冷蔵倉庫の建て替えなどを背景に、需要が高まることが予測されているという。
同社は、こうした状況を鑑み、大阪市内で計画中の2物件に参画、今後は国内各地で積極的に拡大していく予定としている。

2物件のうち、「大阪府大阪市住之江区南港東計画」では、2024年1月31日付で同社が組成した合同会社が信託受益権の一部準共有持分を霞ヶ関キャピタル株式会社(東京都千代田区、河本幸士郎代表)より取得し、冷凍自動倉庫の開発事業に参画。
今後は、共同事業者4社とともに開発を進めていく予定だという。
物件所在地は大阪市住之江区南港東。
敷地面積は1万7,355㎡、延床面積(予定)は3万6,415㎡。
着工予定時期は2025年春頃、竣工予定時期は2027年秋頃。

「大阪府大阪市西淀川区計画」では、2024年1月31日付で特定目的会社に出資。
今後は東急不動産を中心にリーシング活動を実施していく予定としている。
物件所在地は大阪市西淀川区中島。
敷地面積は9,107㎡、延床面積(予定)は1万8,594㎡。
竣工予定時期は2025年春頃。