【ニュース】 小田急電鉄など3社、「新宿駅西口地区開発計画」で3社共同事業「A区」を新築着工、竣工は2029年度予定 東京都新宿区
2024.03.26
小田急電鉄株式会社(東京都新宿区、星野晃司社長)・東京地下鉄株式会社(東京都台東区、山村明義社長)・東急不動産株式会社(東京都渋谷区、星野浩明社長)の3社が事業主体となる「新宿駅西口地区開発計画」(東京都新宿区)は2024年3月25日、3社共同事業「A区」を新築着工した。
建物の竣工予定は2029年度。
同計画は、「新宿の拠点再整備方針」「新宿グランドターミナル・デザインポリシー2019」等の上位計画や立地特性等を踏まえ、「新宿グランドターミナルの実現に向けた基盤整備」「国際競争力強化に資する都市機能の導入」「防災機能の強化と環境負荷低減」の3つの項目を整備方針とし、エリアの特性を踏まえた「商業」と「オフィス」を主用途とした開発計画として、小田急電鉄・東京メトロが推進してきたプロジェクト。
2024年2月には東急不動産が正式に参画し、3社共同事業として今回の新築着工に至ったとしている。
今後は、3社が相互協力することで、世界一のターミナル「新宿駅
」をはじめ、日本有数のオフィス街とエンターテインメント性豊かな繁華街という異なる顔を持ち、オフィスワーカーや国内外旅行者、来街者など、様々な人が行き交う多様性に富んだ新宿という街で、新たなランドマークの創出を目指す。
新宿駅西口地区開発の計画地は東京都新宿区新宿3丁目と西新宿1丁目の各地内。
敷地面積は約1万5,720㎡、延床面積は約27万9,000㎡。
このうち3社共同事業「A区」の敷地面積は約8,060㎡、延床面積は約25万1,000㎡。
主要用途は商業・事務所・駅施設等。
階数は地上48階・地下5階。
解体着工は2022年10月、新築着工は2024年3月、新築竣工は
2029年度(予定)。