【ニュース】 NTT都市開発、「アーバンネット仙台中央ビル」を開業、同ビル低層部の施設名称を「YUI NOS」に決定、コワーキングスペース・カンファレンス・イノベーションスペースなどの交流空間を整備 宮城県仙台市
2024.03.15
NTT都市開発株式会社(東京都千代田区、辻上広志社長)は2024年3月14日、「アーバンネット仙台中央ビル」(仙台市青葉区)を開業、合わせて同ビル低層部(1階~4階)の施設名称を「YUI
NOS(ゆいのす)」に決定した。
「YUI NOS」では、コワーキングスペース・カンファレンス・イノベーションスペースなどの交流空間を整備。
産官学の連携によるスタートアップ支援や多様なコミュニティの創出等により、仙台市(郡和子市長)・宮城県(村井嘉浩知事)のさらなる活性化と地域課題の解決に寄与するという。
開業に合わせ、3月17日までオープニングイベントを行うとともに、仙台市が主催する各種スタートアップ関連イベントも同ビル1階イノベーションスペースを主会場に開催する。
「YUI NOS」は、同市が進める「せんだい都心再構築プロジェクト」の第1号物件。
同施設を通じ、東北大学(仙台市青葉区、大野英男総長)の次世代放射光施設「NanoTerasu」との連携、スタートアップ拠点の構築
、地域の賑わいと回遊の促進により、周辺地域の活性化に寄与するとしている。
東二番丁通に面する1階部分には、カフェ&デリ「PICKS」が入居
、仙台朝市の食材を使用し、ひとつひとつ手作りによるフレッシュな食事とココロとカラダのバランスがとれる癒しの空間を提供。
2階には東北唯一の独立系ベンチャーキャピタル「スパークル株式会社」が入居、インキュベーションやベンチャー投資などでスタートアップ創出を支援するという。
3階シェアオフィスには、多数のスタートアップ企業や、同大学の「SENDAI STARTUP CAMPUS」、同市・同県の施設等が入居を予定。
NTT東日本が4階で運営を開始する「スマートイノベーションラボ 仙台」では、ICTを活用した新たなビジネス創出と地域の課題解決に向けた実証実験の場を提供、3階シェアオフィス入居の自治体・大学などと連携しやすい環境として、スタートアップ企業や地元企業とのマッチング、地域の人材育成を支援する場となることを目指すとしている。
「アーバンネット仙台中央ビル」の所在地は仙台市青葉区中央4丁目4番19号、交通は仙台市営地下鉄各線「仙台」駅より徒歩5分、
JR各線「仙台」駅より徒歩9分。
敷地面積は3,073.86㎡、延床面積は4万2,132.77㎡。
構造・規模は鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造・免震構造、地上
19階・地下1階建て。
用途は事務所・店舗・駐車場(120台)。