【ニュース】 三菱地所とTBSホールディングス、「赤坂二・六丁目地区開発計画」の新築工事に着手、劇場・ホールなどを新たに整備 東京都港区
2024.03.14
三菱地所株式会社(東京都千代田区、中島篤社長)と株式会社TBSホールディングス(東京都港区、佐々木卓社長)は2024年3月13日、「赤坂二・六丁目地区開発計画」(東京都港区)の起工式を実施、新築工事に着手した。
同計画は、2021年11月に国家戦略特別区域の認定を受けているほか、2024年2月9日には民間都市再生事業計画として国土交通大臣による認定を受けたもの。
総合コンテンツ企業のTBSが、赤坂でコンテンツを発信し続けてきた街の系譜を承継・昇華させる「赤坂エンタテインメント・シティ
」をビジョンに掲げ、計画地内に劇場・ホールを新たに整備、エンタテインメント関連企業・スタートアップ企業やクリエイターが集う施設を設けるなど、世界に向け、最高のコンテンツを届ける拠点を目指すとしている。
計画地は、東京メトロ千代田線「赤坂」駅に直結し、地下2階~地上にかけて、駅とまちの境界を感じさせない駅前空間や、賑わい・交流の場となる広場(合計約4,900㎡)を整備。
赤坂エリアのランドマークとして相応しい姿を目指し、エンタテインメントを紡いできた赤坂の街の地域性・歴史性の文脈から「舞」をモチーフとした建物計画とする。
赤坂エリアを代表するホテルとして、国際水準のハイグレードなホテルを整備するほか、最新配信設備を備えた劇場で世界水準のコンテンツを発信するという。
また、建物計画の効率化等により、「ZEB Oriented」の認証取得(事務所部分)を予定しているほか、帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設(合計約1,100㎡・約650人収容可能)、防災備蓄倉庫(約100㎡、約650人分)や災害時の一時待機場所なども整備するとしている。
「赤坂二・六丁目地区開発計画」の所在地は「東街区」が東京都港区赤坂二丁目、「西街区」が東京都港区赤坂六丁目。
敷地面積は「東街区」が約8,762㎡、「西街区」が約5,415㎡。
延床面積は「東街区」が約16万7,650㎡、「西街区」が約3万
8,150㎡。
階数は「東街区」が地上40階・地下4階、「西街区」が地上18階
・地下3階。
竣工は「東街区」が2028年3月末予定(建物竣工後に一部外構工事実施予定・全体竣工は2028年10月末予定)、「西街区」が
2028年3月末予定。
主要用途は「東街区」が事務所・店舗・インキュベーション施設等、「西街区」が劇場・ホール・ホテル・店舗等。