【ニュース】 三菱地所など、「(仮称)軽井沢駅北口東側遊休地活用事業計画」の新築工事に着手、軽井沢駅北口で駅直結の新たな商業施設を2026年春に開業予定 長野県軽井沢町

2024.03.07
三菱地所株式会社(東京都千代田区、中島篤社長)は2024年3月1日、「(仮称)軽井沢駅北口東側遊休地活用事業計画」(長野県軽井沢町)の新築工事に着手した。

同計画は、しなの鉄道株式会社(長野県上田市、玉木淳社長)が所有し、1997年の北陸新幹線開業により廃線となった旧信越本線の線路跡地を活用するもの。
しなの鉄道が2019年2月に実施した軽井沢駅北口東側遊休地の活用事業に関するコンペティションで同社が優先交渉権を獲得、今回、新築工事着工に至ったとしている。
今後は、同敷地を三菱地所が賃借し軽井沢駅自由通路直結の商業施設を開発、株式会社アクアイグニス(東京都中央区、立花哲也代表
)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(東京都渋谷区
、髙橋誉則社長)が温浴施設や宿泊施設、飲食・物販店舗等を運営するという。
開業は2026年春の予定。

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三菱地所は、これまでにも、長野県では八十二銀行・三菱グループの金融機関・三菱地所との間で同県の地方創生に関する連携協定を締結しているほか、出資先企業と連携し、上田市でのプログラミング教室の開催や、しなの鉄道の車両更新費用捻出を目的としたインパクト投資ファンドの立上げ・情報発信、軽井沢ウイスキー社と地域発のウイスキーブランド「軽井沢」のブランディング・販売促進に向けた協定締結、ワーケーション施設「WORK×ation Site 軽井沢」の運営等を展開してきた。

アクアイグニスは、世界的に著名なシェフ・パティシエによるレストランや、国内外で活躍するクリエイターがデザインする温浴施設・宿泊施設など、日本各地から多くの来場者が訪れる複合温泉リゾート施設を開発・運営してきたという。

カルチュア・コンビニエンス・クラブは、企画会社として、同施設を通じ、軽井沢駅での新しい体験を提案するとしている。
地域の価値向上を目指すとともに、信州の魅力を伝える場としてゲートウェイの役割を目指す。
また、地域の人々、観光で訪れた人々が集い、交流できるような様々な取り組みなども実施するという。

「(仮称)軽井沢駅北口東側遊休地活用事業計画」の所在地は長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字中谷地1178番1293他、交通は
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢」駅より徒歩1分。
敷地面積は約1万3,000㎡、延床面積は約5,400㎡。
構造・規模は鉄骨造、平屋建て・2階建て(一部3階建て)計6棟。
主要用途は温浴施設・宿泊施設、飲食・物販店舗等。