【ニュース】 TISと沖縄都市モノレールなどが参画する「沖縄MaaS」、「国際通りのれん街」で利用可能なプレミアム付き飲食回数券の利用機能を提供 沖縄県那覇市

2023.12.19
TISインテックグループのTIS株式会社(東京都新宿区、岡本安史社長)と沖縄都市モノレール株式会社(沖縄県那覇市、渡慶次道俊社長)などが参画する「沖縄MaaS」は、株式会社スパイスワークスホールディングス(東京都台東区、下遠野亘社長)が運営する「国際通りのれん街」(沖縄県那覇市)で利用可能な「プレミアム付き飲食回数券」の利用機能の提供を2023年12月14日より開始した。

「沖縄MaaS」は、国土交通省の「令和2年度日本版MaaS推進・支援事業」に採択された実証事業で、2020年12月から沖縄全域のモノレール・バス・船舶などの乗車券や観光・商業施設、その他サービスと連携し、展開しているもの。
TISは、MaaSプラットフォーマーとしてサービスの提供を行っている。

今回提供を開始したプレミアム付き飲食回数券は、「沖縄MaaS」にユーザー登録した国内外の観光客や地元住民がWEB上で事前に飲食回数券を購入することで、「国際通りのれん街」で「お得」に飲食を楽しめる新機能。
事業者に対しては、初期費用を無料とすることでキャッシュレス対応を支援、飲食回数券の購入から利用までをスマホで完結させることで煩雑な売上管理や精算作業を効率化するという。

プレミアム付き飲食回数券の利用機能では、TISが企画とシステムの構築および運営を、沖縄都市モノレールが沖縄MaaS事業主体者としての販売促進を、スパイスワークスホールディングスがサービス運営と参加店舗の管理を担うとしている。

「プレミアム付き飲食回数券」の発売日・利用開始日は2023年12月14日。
2種類を用意、提供価格は2,700円(1,000円分回数券×3枚)・
4,500円(1,000円分回数券×5枚)。
対象店舗は「国際通りのれん街」の38店舗。