【ニュース】 寺田倉庫、「羽沢横浜国大」駅隣接の商業施設「HAZAAR」を2024年秋に開業予定、農業支援・横浜国立大学連携の産学民連携施設などが入居 神奈川県横浜市
2023.12.18
寺田倉庫株式会社(東京都品川区、寺田航平社長)は、相鉄新横浜線「羽沢横浜国大」駅(横浜市神奈川区)に隣接する商業施設
「HAZAAR(ハザール)」(横浜市神奈川区)を2024年秋に開業する。
同施設には、「HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)」の複合商業施設として、スーパーマーケットや医療機関、認可保育園、産学民連携施設(農業支援・横浜国立大学連携施設)など、約25店舗が入居する予定。
同社としては初の複合商業施設の開業となる。
「HAZAWA VALLEY」は横浜駅の北西約3.5kmに位置し、「羽沢横浜国大」駅前に誕生する新たな街。
約1万6,000㎡の広大な敷地には、駅・住宅・商業施設・医療機関・認可保育園などが集積するという。
同社は1960年代、羽沢エリアに倉庫を構え、自社保有倉庫だけでなく、地元の人々が所有する倉庫の管理・運営も行ってきた。
こうした中、農地と倉庫が中心だった同エリアでは、2019年11月に「羽沢横浜国大」駅が開業、2023年3月には相鉄・東急新横浜線が開通したことにより、東海道新幹線「新横浜」駅までの所要時間が4分に短縮、また渋谷・永田町・大手町など都心方面へのアクセスも向上。
同エリアでは、これを機に駅前周辺の新しいまちづくりが計画され、同社が倉庫拠点を構えていた一帯は駅用地となり、新たに人流や交流を創出する街「HAZAWA VALLEY」として生まれ変わろうとしているという。
今回開業する同施設では、かつて倉庫街だった天王洲エリアのまちづくりに関わってきた同社のノウハウを活かし、開発・運営を行う。
外観デザインは、この地が持つ歴史になぞらえ倉庫を想起させるブリックをモチーフに取り入れることで、羽沢ならではの景観を創出。
4フロアで構成する施設内には、スーパーマーケットや医療機関、認可保育園など、周辺の地域住民のニーズに応える用途に加え、同エリアの魅力の1つとなっている農業をサポートする施設として産学民連携施設(農業支援・横浜国立大学連携施設)の入居も予定しているという。
「HAZAAR(ハザール)」の所在地は横浜市神奈川区羽沢南2-44-7。
売場面積は約5,000㎡。
開業時期は2024年秋予定。