【ニュース】 JR九州、「B&Sみやざき」を使用した貨客混載実証実験を12月19日に実施、宮崎県と協力し、新鮮食材を即日輸送で大消費地の福岡へ配送 宮崎県宮崎市
2023.12.15
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)は、JR九州バス便「B&Sみやざき」を使用した貨客混載実証実験を2023年12月19日に実施する。
今回は、宮崎県と協力し、同県産の新鮮食材を即日輸送で大消費地の福岡へ配送。
届いた商品は「つばめマルシェ@博多」(福岡市博多区)で販売する。
九州新幹線や特急列車を活用した「荷物輸送サービス」を実施している同社では、他の交通機関と新幹線を組み合わせることで、新幹線停車駅から離れた地域の逸品も即日輸送できる物流ルート構築に向けて、実証実験を行っており、今回の同取り組みもその一環。
販売する商品は、大型商業施設「宮交シティ」内(宮崎県宮崎市)内で同県内の新鮮な野菜・果物・加工品・お菓子等を販売している「良食市場 みやざきサンクスマーケット」(運営:いちご株式会社、東京都千代田区、長谷川拓磨社長)が同県の旬な食品を選定。
当日は、旬な野菜や手作りの加工品等を販売予定としている。
日ごろ現地でしか味わうことのできない逸品を購入できるという。
貨客混載の実証実験実施日は2023年12月19日。
輸送ルートは「宮交シティ」→「新八代」駅間が「B&Sみやざき(JR九州バス運行便)」、「新八代」駅→「博多」駅間が「九州新幹線(はやっ!便)」。
検証内容は積載時から販売までの所要時間、積載方法、振動状況の確認、ニーズの調査。
販売場所は「博多」駅在来線中央改札口前スペース「つばめマルシェ@博多」。
販売日時は2023年12月19日14時30分~売り切れ次第終了(天候等により開催を延期する場合あり)。
「つばめマルシェ」は、産地から新幹線や特急列車を活用し、当日届く旬の食材など逸品を集め、1日数時間のみ、駅にオープンするマルシェ。
現在は博多駅で主に毎月最終火曜日に定期開催している。