【ニュース】 阪急阪神不動産、分譲マンション「ジオ」としては初、太陽光発電システムによって発電した電力を専有部の電気使用量から差し引き、各住戸の電気料金を低減する新システムを「ジオ神戸三宮」で初導入 兵庫県神戸市
2023.12.15
阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区、諸冨隆一社長)は、分譲マンション「ジオ」としては初めて、太陽光発電システムによって発電した電力を専有部の電気使用量から差し引き、各住戸の電気料金を低減する新しいシステムを「ジオ神戸三宮」(神戸市中央区)で初導入する。
これまで、新築分譲マンションの専有部で「太陽光発電電力」を消費するには、パワーコンディショナーなどの設備を各住戸で用意する必要があり、コスト面と維持管理面に課題があったため、共用部のみでの消費が一般的だったという。
また、多くの太陽光パネルを設置しても、共用部だけでは「太陽光発電電力」を消費しきれないという課題もあったとしている。
今回初導入した同システムでは、関西電力グループのNext Power株式会社(東京都中央区、舩津啓介社長)の高圧一括受電サービスを採用し、「太陽光発電電力」をNext Powerが計量、これを専有部(各住戸)の電気使用量から差し引くことで、入居者の電気料金の低減を可能にしたという。
「ジオ神戸三宮」の所在地は神戸市中央区中山手通2丁目3番46の一部(地番)、交通は神戸市営地下鉄「三宮」駅より徒歩4分。
敷地面積は937.07㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上15階建。
総戸数は69戸。
間取りは1LDK~3LDK、住戸専有面積は52.56㎡~78.11㎡。
竣工予定は2026年1月下旬。
分譲後の権利形態は土地が専有面積割合による定期借地権(転借地権)の準共有、建物は専有部分は区分所有権、共有部分は専有面積割合による所有権の共有。