【ニュース】 東急不動産、「東急不動産赤坂ビル」の第1期解体工事を着手、解体前のビル内で警視庁の訓練に協⼒ 東京都千代田区

2023.12.05
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、星野浩明社長)は、築54年が経過し、建物が老朽化している「東急不動産赤坂ビル」(東京都千代田区)の営業を2023年10月31日に終了、12月1日より第1期解体工事を着手した。

今後は、第2期の解体工事を経て、2027年夏頃の解体完了を目指す。
跡地については、同社所有の新たな施設を開発する予定。

なお、解体前の2023年10月25日~31日には、警視庁の訓練場所として同ビルを提供。
同ビルの赤坂エクセルホテル部分を提供し、延べ約300名が参加、有事の際を想定した現場での実践的な訓練を行ったという。

同社はこれまでも解体予定の空きビルを利用し、東京消防庁と連携、オフィスビルに入居するテナントを対象とした体験型災害訓練等を行ってきた。
今後も解体予定ビルでの訓練などに協力することで、地域の防災・安全力向上に貢献するとしている。

「東急不動産赤坂ビル」の所在地は東京都千代田区永田町
2-14-3。
敷地面積は5,230.46㎡、延床面積は5万1,491.66㎡。
構造・規模は鉄骨鉄筋コンクリート造、地下2階・地上14階建。
竣工年は1969年9月(築54年)。
用途はホテル・店舗・事務所。