【ニュース】 日本共創プラットフォーム、「ホテル浦島」など4つのホテル・旅館を経営する浦島観光ホテルの全株式を譲受 三重県紀宝町

2023.12.04
株式会社日本共創プラットフォーム(東京都千代田区、冨山和彦社長)はこのほど、浦島観光ホテル株式会社(三重県紀宝町、成田安弘代表)の全株式について、既存株主より譲り受ける株式譲渡契約を締結した。
株式の譲受完了は2023年12月末頃の予定。

浦島観光ホテルは、和歌山県内で4つのホテル・旅館を経営し、同県那智勝浦町の「ホテル浦島」を筆頭に、長年に渡り南紀勝浦エリアの観光の中核を担ってきた。
各施設は、いずれも世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の宿場で、圧巻のロケーションを誇る洞窟温泉忘帰洞をはじめとした那智勝浦温泉、熊野の清流から湧き出るユニークな川湯温泉を代表する宿として、多くの国内外の宿泊客に親しまれているという。

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日本共創プラットフォームは、浦島観光ホテルがこれまで築き上げてきた事業・組織基盤を生かし、今後、日本共創プラットフォームの長期的視野に立った経営支援を掛け合わせることで、浦島観光ホテルの事業を成長・発展させ、日本共創プラットフォームグループが経営を担う南紀白浜空港をハブとした周遊観光・南紀エリアの活性化を目指すとしている。

浦島観光ホテルが経営する全4施設は、「ホテル浦島」(和歌山県那智勝浦町・客室数391室)、「万清楼」(和歌山県那智勝浦町・客室数30室)、「山水館川湯みどりや」(和歌山県田辺市・客室数90室)、「川湯まつや」(和歌山県田辺市・客室数78室)。

なお、日本共創プラットフォームは、長期的視点での経営支援を伴った出資により、事業の成長を支援する投資・事業経営会社。
投資ファンドとは異なり、買収後の売却を前提とせず、10年先・
20年先の事業の将来を創造、国内の金融機関(政府系金融機関含む)や事業会社が出資しており、製造業や医療機関、交通機関など、地域経済を担う企業に出資、その成長をサポートしているという。