【ニュース】 苫小牧市、ワーケーションなど長期滞在と事業者交流を応援する窓口を開設、「苫小牧ワーケーション体験ツアー」なども実施 北海道苫小牧市
2023.08.04
苫小牧市(岩倉博文市長)はこのほど、今春からの道内への来訪者増などを踏まえ、ワーケーションなど長期滞在と事業者交流を応援する窓口を開設した。
同市WEBサイト内に特別ページを設け、ワーケーションをはじめとする長期滞在に関する情報発信と、滞在応援窓口の紹介を行う。
同市は、中心部から5分圏内に苫小牧港(フェリー)、30分圏内に新千歳空港(飛行機)を有する「北海道のダブルポートシティ」。
同市には、ワーケーションをはじめ長期滞在者との交流に前向きなプレイヤー(事業者)が多くいることから、同取り組みでは、同市での縁づくりに興味のある人への情報発信を行うほか、Google
Mapsの共有機能を活かし、市内滞在者の声を集めたユーザー参加型の「みんなで作る苫小牧テレワーク応援MAP」を提供・随時更新するなど、道内での長期滞在を検討しているテレワーカーや、企業交流を希望する事業者をサポートするとしている。
また、苫小牧ならではの長期滞在を発信・体験する機会として、
2023年度中に3回にわたって「苫小牧ワーケーション体験ツアー」を開催。
第1弾では、全国でも珍しいライダー特化型プラン「ライダー応援ワーケーション in 苫小牧」を2023年9月14~16日に開催する。
年間1万人以上のライダーが苫小牧港に降り立つ同市の特性を活かし、北海道有数の高規格キャンプリゾート「アルテン」を拠点に、走りがいのある林道や北海道らしい快走路を走れる選択式の交流ツーリング、海鮮たっぷりのBBQディナーやサウナ付日帰り温泉、市内各地でのテレワーク体験など、盛りだくさんのプログラムを提供するという。
その他、市街地から森の中まで、テレワーク体験を軸に事業者交流やワークショップなど北海道の「玄関口」としての魅力をアクセス面とビジネス面の両面で感じてもらう「北海道ゲートウエイ ワーケーション in 苫小牧」を2023年10月に開催するほか、冬季(1月開催予定)には、降雪量の少ない苫小牧の強みを活かし、樽前山を臨む澄んだ空気の中でのワーケーション体験機会を提供する「キャンパー応援プラン(仮称)」も実施する予定。
いずれの体験ツアーも、画一的な観光周遊や団体行動は出来る限り排し、「普段通りのワーク環境」と「自由度の高さ」の提供を最重視した、苫小牧での長期滞在体験機会の提供を目指しているという。
各ツアーの詳細については、同市WEBサイト内の特別ページを要参照。