【ニュース】 羽田みらい開発、日本初のスマートエアポートシティとなる大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」を全体竣工、2023年11月にグランドオープン予定 東京都大田区
2023.08.01
羽田みらい開発株式会社(9社が出資する事業会社、東京都大田区
、山口皓章社長)は、羽田空港に隣接する羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)で、大田区と官民連携で開発を進めている大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(HICity®、エイチ・アイ・シティ)を2023年6月30日に全体竣工した。
施設全体のグランドオープンは2023年11月の予定(一部エリアは、2020年7月に先行オープン済)。
同施設は、「先端」と「文化」の境界を越えた交流を誘発し、新たな価値創造を実現する、日本初のスマートエアポートシティ。
延床面積約13万㎡を超える建物に、研究開発施設・オフィス、先端医療センター、イベントホール、宿泊施設、日本文化体験施設、飲食施設などを中心とした、多彩な施設が集積する。
新たなビジネスやイノベーション創出の拠点となることを目指す。
同施設では、多様な人々が集まり、交流できる様々な用途・拠点を整備。
施設整備に加え、自動運転バスや自立走行ロボットの実証実験、屋内外での音楽ライブ、定期開催のイベントなど、多彩なソフトの仕組みも備えるという。
今回、新たに竣工したZONE A・B・Cのうち、ZONE Aには藤田医科大学東京 先端医療研究センター(地下1階~4階)と「ホテルメトロポリタン 羽田」(5~10階、2023年10月17日開業予定)が入居する。
ZONE Bは研究開発施設・オフィスとし、各階南北2ヵ所に外気を感じられる専用バルコニーを配置。
共用部にはリフレッシュコーナーやパントリー等を配置し、空港や富士山を望むオフィス専用の屋上デッキも設けるなど、オフィスワーカーの利便性・多様性に配慮する。
ZONE Cのterminal.0 HANEDA(2~3階)は、日本空港ビルデング株式会社による、羽田空港の課題解決に異業種連携で取り組む研究開発拠点。
空港の施設や機能を有したモックアップを整備し、各企業のノウハウや技術を活かし、参画企業とともに研究・開発していく場とするほか、参画企業が日常的に利用できるコワーキング機能も整備するという(2024年1月30日オープン予定)。
「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」の所在地は東京都大田区羽田空港1丁目1番4号、交通は京急空港線・東京モノレール「天空橋」駅直結。
敷地面積は約5.9ha(羽田空港跡地第1ゾーン全体では約16.5ha
)、延床面積は約13万1,000㎡。
建物は地上11階・地下1階。