【ニュース】 コスモスイニシアとヤマムラ、昭和レトロをテーマに古材を活用しリノベーションした「ステーションプラザ代田橋」の1室を販売 東京都世田谷区

2023.07.21
大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシア(東京都港区、髙智亮大朗社長)と株式会社ヤマムラ(山形県新庄市、中村忍社長)は、昭和レトロをテーマに古材を活用した商品企画に共同で取り組み、リノベーションを施した「ステーションプラザ代田橋」(東京都世田谷区)の1室の販売を2023年7月より開始した。

一般的なリノベーションは、内装に新品の材料が使われることが多い中、今回の企画では、そこから一歩踏み込み、建物再生に力を入れているヤマムラの建物再生室とコスモスイニシアがコラボレーション、昨今のレトロブームにも着目し、古材を使用した新しいリノベーションのカタチを目指したという。

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同物件では、空間の印象を左右する建具を中心に古材を活用、壁紙やスイッチパネル・照明にレトロな雰囲気を取り入れて仕上げた。

ただレトロな雰囲気にするだけではなく、「ライフスタイルもレトロに」との思いから、バルコニー側には「広縁(奥行きが120cm以上の縁側)」を設置。
障子には光を拡散させ、部屋全体を明るくする機能があるため、障子を引けば夏の厳しい日差しや西日もやわらぎ、陽ざしを楽しむことができるとしている。

なお、リビングドア・トイレドア・廊下収納の扉・洋室のクロゼット引き戸・キッチン腰壁の組子は、谷中・千駄木付近で引き取られ、ヤマムラで保管されていたもの。
広縁の5枚障子戸・洋室ドア・洗面室ドアは、すみだ向島地域の古民家で使われていたもので、シューズクロゼットはタンスをリメイクし、靴箱として再利用している。

古材は、熟練の職人が塗装し、現地の寸法に合わせて微調整を繰り返すことで新しい建具とした。
購入者にはメンテナンスキットをプレゼント、自身の手でも住まいを育ててもらいたいという。

一方、キッチンではスマートフォンとペアリングすると自動で火加減を調整するガスコンロや、食器洗い乾燥機には液体洗剤をタンクに入れておくと自動で必要な量の洗剤を投入する製品を採用。
浴室は浴室乾燥機や暖房機を設置し、便利さ・過ごしやすさにも配慮したという。

「ステーションプラザ代田橋」の所在地は東京都世田谷区大原2丁目17-6、交通は京王線「代田橋」駅より徒歩1分。
間取りは1LDK、専有面積は50.87㎡。