2023.07.20
熊本市（大西一史市長）は、水前寺江津湖公園（広木地区、熊本市東区）でのPark-PFIの導入に向けたサウンディング型市場調査を
2023年8月21日～24日に実施する。

同市の都市公園の整備状況は、令和5年（2023年）4月時点で市民1人当たり都市公園面積が9.7㎡と、同時期の政令指定都市平均6.9㎡を上回っており、一定程度の整備が進みつつあるものの、その一方で、公園施設の老朽化が進行、その機能や魅力を十分に発揮できていない公園があるという。
また、1,100箇所を超える公園・緑地の維持管理に要する費用は増加傾向にあり、公園の施設の更新、管理運営を着実に行うとともに、魅力向上に向けた取り組みも進めていく必要があるとしている。

こうしたことから、同市では、民間活力の導入による公園の管理運営と魅力ある公園づくりを掲げており、同公園をはじめとした同市の都市公園について令和3年（2023年）にサウンディング調査を実施、民間活力導入の可能性や今後の事業化の方向性についての検討を進めてきたという。

今回の同調査は、民間事業者から提出してもらう提案書と個別対話をもとに、同公園でのPark-PFIの事業化に向けた公募設置等指針の検討を行うことを目的としたもの。

実施スケジュールは、実施要領の公表が2023年7月18日、事前説明会の参加申込が2023年7月25日、事前説明会の開催が2023年7月27日、質問書の提出が2023年8月3日、エントリーシート・誓約書・調査シートの提出が2023年8月17日、サウンディング実施日時の連絡が申込書提出後適宜、対話の実施が2023年8月21日～24日、結果の公表が2023年9月上旬。
事前説明会はTeamsを活用して開催。
対談は対面式若しくはTeamsによるWeb形式で実施する。

問い合わせは熊本市都市建設局 森の都推進部 みどり政策課まで。