【ニュース】 住友林業、笹沢建設の事業承継手続きを完了、運営体制も維持した上で軽井沢町での別荘事業や中大規模建築事業を拡大 長野県軽井沢町
2023.07.18
住友林業株式会社(東京都千代田区、光吉敏郎社長)は2023年7月1日、笹沢建設株式会社(長野県軽井沢町、笹沢勝社長)の事業承継手続きを完了した。
住友林業100%出資の新設子会社が笹沢建設の事業と商号を承継、笹沢勝社長を筆頭とする運営体制も維持した上で、軽井沢町での別荘事業や中大規模建築事業を拡大するとしている。
笹沢建設は、軽井沢地域を中心に、別荘建設をはじめ一般住宅や各種保養所・分譲地開発・公共事業など幅広い事業を手掛ける創業
50年超の老舗建設会社。
2017年度以降は、同町での持家着工数でトップシェアを誇る。
住友不動産グループは、笹沢建設の同町での実績と土地調達ネットワーク、別荘建築の施工管理能力などを、競争力強化につながると判断。
2023年3月31日に笹沢建設と事業承継に係る基本契約を締結、
2023年4月28日には住友林業100%出資の新設子会社が笹沢建設と吸収分割契約を締結し、現在は承継会社「笹沢建設株式会社」(長野県軽井沢町、笹沢勝社長)として事業を開始している(吸収分割の効力発生日は2023年7月1日)。