【ニュース】 三谷産業と金沢美術工芸大学、アーティスト・イン・レジデンス プログラム「Artist in 金澤町家」で3人目の滞在アーティストとなるテディ・サンチェス氏が活動を開始 石川県金沢市

2023.07.18
三谷産業株式会社(石川県金沢市、三谷忠照社長)と公立大学法人金沢美術工芸大学(石川県金沢市、山崎剛理事長)は、産学連携事業として実施しているアーティスト・イン・レジデンス プログラム「Artist in 金澤町家」で、3人目の滞在アーティストとなるテディ・サンチェス氏が2023年7月1日より活動を開始したと発表した。

「アーティスト・イン・レジデンス」とは、アーティストを一定期間、ある土地に招聘し、その土地の文化や環境の中でインスピレーションを受けながら創作活動を行う事業。
「Artist in 金澤町家」は、金沢の文化的景観を形成する歴史遺産の金澤町家を海外アーティストの活動拠点として活用し、アーティスト自身が金沢の街並みや文化・歴史等からインスピレーションを得て創作活動に取り組むもの。
また、同大学の学生との交流の機会も創出し、教育の国際化にも寄与しているという。

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同取り組みでは、アーティストを、フランスのヨーロッパ・外務省の文化機関でアンスティチュ・フランセ日本の支部の一つとなっているアーティスト・イン・レジデンス「ヴィラ九条山」(京都市山科区)との連携により招聘。
これまでに、リュディヴィーヌ・グラジ氏(景観設計家)、セバスチャン・デプラ氏(編集者・美術印刷専門家)を招聘している。

今回活動する同氏は、デザイナー・ダンサーで、ファッション(デザイン・テキスタイル・パフォーマンスなど)を専門分野としていう。
滞在期間は2023年7月1日~31日。
滞在中は、金沢市の伝統で出初式での加賀鳶梯子登りに着想を得たダンスパフォーマンス制作のためのワークショップを実施。
衣装は、同大学の工芸科染織コースの学生がデザイン・制作し、ダンス部のダンサーと振付を考える。
2023年7月18日18時より、同大学エントランスホールでパフォーマンスを行う。