【ニュース】 デクセル、「自由なくらし」を提案する工務店「POST HOUSE」を創設、6畳から建設可能な建物にシャワー・洗面・トイレを備え付けたマルチキャビン「LOVE CABINS」シリーズを7月1日より販売 東京都千代田区
2023.06.30
管理会社の視点で不動産の購入から内装工事、売却までをトータルに手掛ける株式会社デクセル(東京都千代田区、高田大暉代表)はこのほど、多様化が進む社会で「自由なくらし」を提案する工務店「POST HOUSE」を立ち上げた。
「POST HOUSE」の第1弾では、都市部と地方をつなげる新しいライフスタイルの提案として、6畳から建設可能な建物にシャワー・洗面・トイレを備え付けたマルチキャビン「LOVE CABINS」シリーズを、2023年7月1日より販売する。
「LOVE CABINS」は、自然との一体感と快適さを融合した、ユニークなキャビンを提供するブランドで、WEB上で必要なカスタムが可能な全6シリーズを展開する。
同社によると、「小屋」を販売する会社は存在するが、そのほとんどが箱(空間のみ)を売る業態だという。
同社のように実用的な水回り付きのキャビンを販売するには、給排水設備に関する建築の知識が必要となり、さらに6畳よりも規模が大きくなると建築確認申請が必要となることから、建築のハードルが上がるが、同社は、家づくりのノウハウをそのままキャビンに落とし込み、建築が可能だとしている。
独自パネルの開発、工場生産と現地での組み立ての分離により、経済的でありながら30年以上の耐久性と高断熱性を持つ、省エネルギー設計を実現、次世代まで続く、持続可能なライフスタイルを支えるという。
なお「POST HOUSE」では今後、第2弾として、都内から3時間圏内のエリアで宿泊型サービスを展開する予定。
同サービスでは、地方の空き家や遊休地を活用し、空き家問題の解決と、新しいセカンダリー・マーケット(二拠点住宅の中古市場)のプラットフォーム創出を目指す。
現在、千葉県・栃木県・群馬県で用地取得を進めており、2024年の開業を見込む。
今後は、山梨県・静岡県・長野県などにも拠点を随時増やす予定。