【ニュース】 ARN、AIとIoT技術を駆使し、空き家を転用した植物工場事業を7月より開始 愛知県名古屋市

2023.06.27
ARN合同会社(名古屋市中川区、小田稀菜代表)は、AIとIoT技術を駆使し、空き家を転用した植物工場事業を2023年7月より開始する。

同社が提供するシステムは、IoT機器のセンサーからの各種データ、画像、天候等のデータをリアルタイムで取得し、AIで解析を行うもの。
その情報に基づき、最適な生育管理を行い、ドローンを活用した自動管理により、一貫性のある高品質な農産物を提供するという。

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同社では、1年半にわたる研究開発の結果、通常の畑と比較し、面積あたり3倍以上の生産量を実現する栽培技術を確立。
これにより、空間の制約がある空き家でも大量の農産物を生産でき、農業の効率化と空き家問題の解消を一度に実現するとしている。

2023年7月以降は、同社のAIラボで収益性の高いトマトとメロンの栽培による実証実験を開始。
これにより、同社のAIとIoTを活用した高効率栽培技術が実際にどれほど収益性を向上させるかを検証する。
さらにAIラボでは、GPUやサーバーからの排熱を活用した温室栽培イチゴの実証実験も今冬に開始する予定だという。