【ニュース】 能勢電鉄、妙見の森関連事業の営業を終了、2024年6月24日をもって妙見の森ケーブルなどを廃止予定 兵庫県川西市

2023.06.26
能勢電鉄株式会社(兵庫県川西市、西中哲郎社長)は、妙見の森関連事業(兵庫県川西市)の営業を終了する。
2023年6月23日、鉄道事業法第28条の2(事業の廃止)に則り、近畿運輸局長宛に鋼索線(ケーブル)の廃止届を提出した。

営業を終了する事業内容は、鋼索線(妙見の森ケーブル:黒川~ケーブル山上)、索道線(妙見の森リフト:ふれあい広場~妙見山)、その他事業(妙見の森バーベキューテラスなど)。

同事業では、1960年に鋼索線・索道線の営業を開始。
その後、妙見山上で広場やバーベキュー施設、足湯などを整備したほか、アートイベントを開催するなど、様々な営業施策を実施してきたが、通年にわたる安定した集客にはつながらず、利用客は年々減少傾向が続いていたという。

同社では、鋼索線(ケーブル)について、2024年6月24日の営業をもって廃止する届出を同運輸局へ提出。
なお、廃止の日より前に当該廃止を行ったとしても公衆の利便を阻害するおそれがないと認めた場合は、廃止の日を繰り上げる可能性もあるという。
鋼索線(ケーブル)の営業終了日をもって、索道線(リフト)とその他事業の営業も終了する。