2023.06.23
安田不動産株式会社（東京都千代田区、中川雅弘社長）は2023年5月、開発を進めていた「デュシタニ京都・植柳コミュニティセンター」（京都市下京区）を竣工した。

同計画は、地域の人々に長きにわたり愛された植柳小学校の歴史を継承し、まちの賑わいを創造する地域の新たな拠点として自治会館・消防分団詰所・屋内運動場などを備えたコミュニティセンターを整備するもの。
ホテル部分には、D&J株式会社（東京都千代田区、髙木弘美社長）が運営し、タイの大手ホテルグループのデュシットインターナショナルが展開する最上級ホテルブランド「デュシタニ京都」が日本初進出、2023年9月の開業を予定している。

同計画では、Low-E複層ガラス等の採用で建物の遮熱断熱性を向上させ、高効率空調機器として水冷式パッケージエアコンを採用、その他各種照明制御などを実施することでエネルギー負荷を削減。
その結果、ホテル部分を対象に基準一次エネルギー消費量から
30％以上の削減を達成し、BELS5最高ランクを獲得すると同時に、安田不動産のホテル物件では初となる「ZEB Oriented（ホテル部分）」認証を2023年6月2日付で取得している。

「デュシタニ京都・植柳コミュニティセンター」の所在地は京都市下京区西洞院通花屋町下る西洞院町466番。
敷地面積は4,696.04㎡、延床面積は1万7,359.24㎡。
建物は地上4階・地下2階。
主要用途はホテル・地域活動施設。
ホテル客室数は147室。