【ニュース】 相鉄不動産、「ゆめが丘」駅前で木造賃貸マンションを含む「(仮称)相鉄・小菅ゆめが丘共同ビル計画」を着工 神奈川県横浜市
2023.06.19
相鉄不動産株式会社(横浜市西区、左藤誠社長)はこのほど、大規模集客施設(2024年夏開業予定)を建設中の相鉄いずみ野線「ゆめが丘」駅前で、木造賃貸マンションを含む「(仮称)相鉄・小菅ゆめが丘共同ビル計画」(横浜市泉区)を着工した。
同計画は、木造建築(1階は鉄筋コンクリート造、2~5階は木造)で、1階に複数の診療所の開業を予定していることから、木造医院建築実績第1位(2014年度~2021年度累計、住宅産業研究所調べ)の三井ホーム株式会社(東京都新宿区、池田明社長)が設計・施工を行う。
なお同計画は、国土交通省が木造建造物の振興施策として進めている「優良木造建築物等整備推進事業」の採択事業(令和4年度第Ⅱ期募集)。
同計画では、相鉄不動産と三井ホームの方針が合致した結果、主要構造部に環境に優しい木材を使用することで、鉄骨造やRC造と比較し、建設時のCO2排出量を大幅に削減するとともに、木材を長期間利用することで、木材が含有する炭素を大気に戻さないことにつながり、脱炭素化社会にも貢献するという。
「(仮称)相鉄・小菅ゆめが丘共同ビル計画」の所在地は横浜市泉区泉ゆめが丘地区土地区画整理事業区域内34街区の一部、交通は相鉄いずみ野線「ゆめが丘」駅より徒歩3分。
延床面積は4,291.69㎡。
構造・規模は、木造枠組壁工法(1階のみRC造)、地上5階建て・耐火建築物。
建築用途は共同住宅(74戸、賃貸、2~5階)、店舗(1階、診療所4区画・薬局1区画を予定)。
面積は2~5階(住宅部分)が2,835.94㎡、1階(テナント部分)が772.24㎡。
共同住宅の各戸の面積は24.18㎡(1K)~62.85㎡(3LDK)。
建物竣工時期は2024年5月(予定)。