【ニュース】 ファイネスト、「あんずの里」の農地を活用した交流型シェア農園プラットフォーム「SATOYAMAHOOD」のメンバー募集を6月23日より開始 長野県千曲市
2023.06.19
ファイネスト合同会社(長野県千曲市、迫大樹代表)は、「あんずの里」(長野県千曲市)の農地の一部を活用し、人と里山の新たな関係を構築するプロジェクトとして、交流型シェア農園プラットフォーム「SATOYAMAHOOD(サトヤマフッド)」のメンバー募集を2023年6月23日より開始する。
「あんずの里」は、あんずの耕作地が一面に広がる里山。
国産のあんず加工製品に使用される果実の多くは千曲市で栽培されたものだが、高齢化や人口減少などにより荒廃農地(耕作放棄地)が増加するに従い、「あんずの里」の風景を維持することが困難になりつつあるという。
同プロジェクトでは、維持保全のために里山に入るのではなく、みんなが笑顔で集まる「SATOYAMA」へアップデートし、人生を豊かにする場所として未来の子どもたちへ受け継ぐ仕組みをつくるとしている。
コミュニティメンバーには、シェア農園を開放し、いつでも自由に利用できるフリーパスを付与。
好きな作物や花を育てたり、BBQやキャンプをしたり、自分だけの使いかたで里山を満喫することが可能だという。
「あんずの里」の維持保全に関わる農作業や作物の加工作業などは、収穫祭やサバゲーなどを通じた里山体験学習イベントなどと同日開催し、子どもも大人も楽しく自然の中で学びながらサポートにつながる機会を設けていく予定。
支援者には、定期的な収穫物・加工製品の「おすそ分け」も行うとしている。
交流型シェア農園プラットフォーム「SATOYAMAHOOD(サトヤマフッド)」のメンバー募集開始は2023年6月23日。
プラン内容のうち、LINEオープンチャットへの登録のみの「シェア農園フリーパス(無料)」は、LINEオープンチャットに参加できるほか、収穫祭や花見などのイベント参加権(参加費別)、野遊び教室参加権(参加費別)、フッドポイントプログラムなどを付与。
「シェア農園オーナーパス(月額1,500円)」では、シェア農園の中に自分だけの「マイ農園」を作ることが可能。
「シェア農園オーナー満喫ゴールドパス(月額1万円)」では、シェア農園オーナーパスに加え、イベント開催時などに利用可能な周辺ゲストハウス宿泊券(合計8泊分)・戸倉上山田温泉街の日帰り温泉入浴券(合計8回分)、おすそ分けの送料や追加宿泊などに利用可能なデジタルチケット1万円分を付与するという。