【ニュース】 大崎町SDGs推進協議会、環境負荷を軽減する工夫を施した体験型宿泊施設「OSAKINI Base(仮)」を着工 鹿児島県大崎町
2023.06.19
一般社団法人大崎町SDGs推進協議会(鹿児島県大崎町、千歳史郎代表理事)は2023年6月17日、体験型宿泊施設「OSAKINI Base(仮)」(鹿児島県大崎町)の着工式を実施した。
同施設では、大崎町で20年以上続く分別の取り組みを体験可能。
「大崎町らしい建物」を目指し、生ごみ堆肥を活用した畑作りやエネルギー効率を最大化した高気密・高断熱の技術を取り入れるなど、環境負荷を軽減する工夫を施したという。
式典当日は、20名以上の地域住民、事業者が集まり、安全祈願と施設の説明を実施した。
式典後は、町内の生ごみ・草木を堆肥化し、その堆肥「おかえり環ちゃん」を活用している「ななくさ農園」(鹿児島県大崎町、栫井敬親代表)が育てたJAS認定取得のごぼう・にんじん・かぼちゃ、有限会社坂下水産(鹿児島県錦江町、坂下勝則代表)の鯛、MASARU商店(鹿児島県志布志市、山野勝広代表)が取り扱う流通しにくいと言われている経産牛、リサイクルしやすい素材の紙パックを導入している若潮酒造(鹿児島県志布志市、上村雅彦代表)の焼酎など、食の安全やサーキュラーエコノミーに配慮した素材を使用し、振る舞いバーベキューも実施したという。
「OSAKINI Base(仮)」の所在地は鹿児島県曽於郡大崎町菱田。
延床面積は約100㎡。
構造・規模は補強コンクリートブロック造・平屋。
完成は2023年12月予定。