【ニュース】 相鉄ホールディングス、グループ初となる給付型奨学金「相鉄奨学金(仮称)」と、NPO法人への米の寄付「相鉄寄付米(仮称)」を新たに実施 神奈川県横浜市

2023.06.14
相鉄ホールディングス株式会社(横浜市西区、滝澤秀之社長)は、相鉄線沿線に在住し、支援を必要としているひとり親の家庭を対象とした社会貢献活動として、相鉄グループ初となる給付型奨学金「相鉄奨学金(仮称)」と、フードパントリー(食品無料配布)活動を行うNPO法人への米の寄付「相鉄寄付米(仮称)」を、新たに実施する。

同奨学金は、相鉄線沿線や横浜市内に立地する大学のうち、9つの大学(指定大学)の協力を得て、2024年度から実施。
募集は毎年、指定大学で、相鉄線沿線に在住し、経済的な理由により、大学への進学が困難な状況にある、ひとり親家庭の新1年生を対象に行う。
同奨学金は返還不要で、各大学から1人ずつ推薦を受けた合計9人の学生に対し、大学1年時から正規の最短修業期間にわたり、月額5万円を支給する。
また、通学経路と認めた区間の相鉄線と相鉄バスの通学定期乗車券を無償で提供する他、相鉄不動産販売が仲介した賃貸住宅を契約した場合には、仲介手数料が全額免除となる。

寄付米は、従前から相鉄グループで実施している食糧支援の取り組みを通じ、支援先となる公益社団法人フードバンクかながわや、相鉄線沿線で活動するNPO法人での食品の不足が判明したため、さらなる支援策として実施するもの。
支援先は相鉄線沿線を拠点とし、ひとり親の家庭を対象にフードパントリー(食品無料配布)活動を行うNPO法人に登録している世帯に対し、毎月米を寄付する。
なお、寄付にあたっての精米や配送は、フードバンクかながわが協力するという。

「相鉄奨学金(仮称)」の種類は給付型奨学金(返還の必要は無し)。
人数は毎年9人(2024年4月大学入学の学生について各大学から1人を選定)。
2024年4月に第1期生の募集を開始、2024年6月に第1期生を決定、2024年7月より支給開始。

「相鉄寄付米(仮称)」の支援先は相鉄線沿線のNPO法人。
支援先への米の精米と配送にあたり、公益社団法人フードバンクかながわ(横浜市金沢区)が協力。
2023年9月1日より寄付開始。