【ニュース】 京福電気鉄道、嵐電に新型車両7両を導入、2024年度から2028年度にかけて順次置き換え 京都府京都市
2023.05.31
京福電気鉄道株式会社(京都市中京区、大塚憲郎社長)は、嵐電(京福電気鉄道嵐山線)に新型車両7両を導入する。
嵐電には現在、電動客車27両が在籍しているが、老朽化が進んでいるモボ101形6両と301形1両を、2024年度から2028年度にかけて順次、新型車両に置き換えるという。
導入予定の車両では、運転保安度の向上やバリアフリー対応、多言語対応などに加え、VVVFインバータ制御や回生ブレーキの導入により消費電力量を大幅に削減、環境負荷の低減を図るとしている。
新型車両の愛称は「KYOTRAM(きょうとらむ)」。
車体は、京都の歴史や古くからの「路面電車」のイメージを大切に残しつつ、沿線の「まち」「ひと」「くらし」に馴染み、「嵐電が走る街並み」がより京都らしく魅力的な風景となるようにデザインした。
導入スケジュール(予定)は2024年度が1両、2025年度~2028年度が計6両。