【ニュース】 鳥取県、鳥取砂丘エリアに整備中の「鳥取砂丘月面実証フィールド」で愛称のアイデアを募集、月面開発に取り組む国内外の企業・研究者にアピール 鳥取県鳥取市
2023.05.25
「星取県」こと鳥取県(平井伸治知事)は、鳥取砂丘エリアに整備中の「鳥取砂丘月面実証フィールド」(鳥取県鳥取市)を国内外の企業・研究者に広く知ってもらい、活用してもらうため、同フィールドの愛称についてアイデア募集を実施する。
宇宙産業創出の取り組みを進めている同県では、鳥取砂丘に月面開発に取り組む国内外の企業・研究者が集まり、交流する拠点になることを目指す「鳥取砂丘月面化プロジェクト」を実施しており、現在、同フィールドを整備しているという。
同フィールドは、鳥取大学乾燥地研究センターの敷地内(国立公園外)にあり、面積は約0.5ha。
鳥取砂丘の現地(国立公園外)にある砂をそのまま活用する。
フィールドの潜在ユーザーの声をもとに設計、月面環境を想定した実証実験を行うための平面ゾーン、斜面ゾーン(5度~20度程度)、自由設計ゾーン(利用者が自由に掘削・造成可能)で構成する。
2023年年6月末に整備完了予定、2023年7月中にオープニングイベント開催予定。
募集内容は、同フィールドを国内外の企業・研究者に広く知ってもらい、実証試験等で活用してもらうための愛称(既に商標登録されておらず、第三者の権利を侵害しないもの)。
募集期間は2023年5月24日~6月11日。
県内外の誰でも応募可、1人で複数応募も可。
応募方法は専用ウェブサイトからの応募のみ(「とりネット」を要参照)。
応募者の中から抽選で10名に星取県コラボ商品の詰め合わせ
(4,000円相当)をプレゼントする。
応募されたアイデアに基づき、審査委員会が愛称を決定する。
応募数が多い名称が採用されるのではなく、いくつかの名称アイデアを組み合わせて決定することもあるという。
決定した愛称の発表は、2023年7月中旬頃の予定。