【ニュース】 フランス料理店「エルブランシュ」、2023年夏開業予定の武家屋敷ホテル「RITA 出水麓 土持邸」「RITA 出水麓 加藤邸」のレストラン事業を監修 鹿児島県出水市

2023.05.25
株式会社エル・コーポレーション(東京都港区、小川智寛社長)が運営するフランス料理店「エルブランシュ」(東京都港区)は、株式会社つぎと(大阪府貝塚市、小田切俊彦代表)の関連会社・株式会社いづる(鹿児島県出水市)が地方創生の支援の一環として
2023年夏に開業予定の武家屋敷ホテル「RITA 出水麓 土持邸」「RITA 出水麓 加藤邸」(何れも鹿児島県出水市)のレストラン事業を監修する。

いづるは、薩摩藩最大の武家屋敷群「出水麓」(鹿児島県出水市)初の宿泊施設となる、「RIAT出水麓 宮部邸」を2022年6月30日に開業。
同事業では、出水麓で空き家となっていた武家屋敷を再生・活用し、同市の既存産業や既存事業者と連携しながら県内外からの滞在者を誘客することで、地域に利益を還元、まちの持続的な発展を支えることを目指しているという。

「出水麓」は、国の重要伝統的建造物群保存地区や日本遺産の構成文化財のひとつに認定されており、江戸時代からの美しい町割が今なお現存する貴重な地区。
この「麓」と呼ばれる武家屋敷群は、薩摩藩が鹿児島城を中心に藩内各地に整備した外城の周辺に造られ、江戸時代の末には最大120もの数になったという。
出水は肥後との国境に位置する重要な地域だったため、1600年頃から30年の歳月をかけて出水麓が造られ、麓内には今でも約150戸の武家屋敷が現存する。

いづるは、現在、空き家となっている2棟の武家屋敷を「RITA 出水麓 加藤邸」「RITA 出水麓 土持邸」として、2023年夏にホテル・レストランとして開業する予定。
そのレストラン事業を、「エルブランシュ」が監修する。

「エルブランシュ」は、フランス料理の本場で修業を積んだ小川智寛シェフが手掛ける本格的フランス料理店。
つぎとは、地方創生のプロデュース企業として、地元の魅力を発信し、古民家をリノベーションしたオーベルジュ(ホテル付きレストラン)を地方に造り、地域活性化に貢献しているという。