【ニュース】 三条市、図書館等複合施設「まちやま」で同市内産の包丁・鑿・鉋などを貸し出す取り組みを6月1日より開始 新潟県三条市
2023.05.11
三条市(滝沢亮市長)は、図書館等複合施設「まちやま」(新潟県三条市)で、同市内でつくられる包丁・鑿(のみ)・鉋(かんな)などを貸し出す取り組み「まちやま道具箱」を2023年6月1日より開始する。
図書館で道具を貸し出す取り組みは、全国初だという。
同市は、金属加工業を中心とした「ものづくりのまち」で、隣の燕市とともに「燕三条」と呼ばれている。
近年は、アウトドアメーカーのまちとしての認知度も高まっているという。
同複合施設は、図書館・科学教育センター・鍛冶ミュージアム・科学教育センター・ステージえんがわ・ひろばが一体となった施設。
2023年4月2日には開館から8か月足らずで来館者50万人を達成した。
今回の同取り組みは、ものづくりのまち・三条でつくられる道具などの扱い方と利便性を体感してもらおうというもの。
今後は、地元の職人や企業と連携したワークショップなども開催する予定としている。
「まちやま道具箱」での道具の貸し出し利用開始日は2023年6月1日。
貸出期間は1週間。
貸出道具は、包丁・剪定鋏・鑿・鉋・玄翁(げんのう)・手鋸(てのこ)・鉈(なた)・バール・根切り鎌(ねぎりかま)・鍬(くわ)・ニッパー・ペンチ・ドリルドライバー・インパクトドライバーなど。
なお、三条商工会議所を通して、協賛企業を募集している。