【ニュース】 JR西日本グループとREAが資本業務提携、「WESTER」をフロントエンドとしたデマンド交通システムを実現 大阪府大阪市
2023.04.17
株式会社JR西日本イノベーションズ(大阪市北区、奥野誠社長)は、AIを活用した乗合配車システムの提供やMaaSアプリの開発などを手掛ける株式会社REA(東京都中央区、坂田敬次郎社長)に出資、同時に西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)がREAと業務提携契約を締結した。
今回の提携により、JR西日本が提供する移動生活をサポートする
MaaSアプリ「WESTER」と、REAが提供するクラウド型AI乗合配車システム「Noruuu」を活用、「WESTER」をフロントエンドとしたデマンド交通システムを実現し、自治体や交通事業者への提供に取り組むという。
JR西日本グループでは、「WESTER」とREAの「Noruuu」を活用し、2022年3月に山口エリアでデマンド交通の実証実験を実施、さらに2022年9月~12月に城崎温泉・湯村温泉エリアで交通事業者が運行するオンデマンド周遊バスの一般ユーザー向けサービスを実施。
送客手段として「WESTER」が十分に機能していること、AI乗合配車システムによる配車指示や所要時間の管理も適切だったと確認できたため、JR西日本グループとREAは今後、JR西日本のエリアを基軸に、他エリアへの展開を視野に協業を進めていくとしている。