【PR記事】 星野リゾート 界 加賀、スタッフが自ら器の修復を行う「金継ぎ工房」を4月19日にオープン、宿泊客は見学・修復工程の一部体験が可能に 石川県加賀市
2023.04.17
株式会社星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路社長)が運営する山代温泉の温泉旅館「星野リゾート 界 加賀」(石川県加賀市)で、伝統的な金継ぎで大切な器を守る「金継ぎ工房」を2023年4月19日にオープンする。
金継ぎとは、陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる日本の伝統的な修復技法。
今回オープンする同工房では、合成樹脂を含まない天然漆で仕上げる本格金継ぎで、スタッフが自ら、器の修復を行う。
宿泊客は、作業を見学できるほか、修復工程の一部を体験することも可能だという。
同館では、2015年の開業当初、地元の九谷焼・山中塗の作家に器の制作を発注。
以来、毎日使用することにより、器の劣化や破損が生じる中、それを廃棄するのはもったいないと感じた元蒔絵師のスタッフが、自分たちの手で大切な器を守っていくことを目的に、2019年から金継ぎの技術を広めたという。
現在では、金継ぎができるスタッフは全体の半数を超え、修復を行った器の数は300点以上に達する。
金継ぎ工房で器を継ぐのは、温泉旅館のスタッフとして接客サービスを行う同館のスタッフ自身。
天然漆を使用した金継ぎは難易度が高く、指導者レベルになるには年月がかかるが、地元の金継ぎ作家・中岡庸子氏を講師に招き、スタッフが日々学び続けながら活動しているという。
「金継ぎ工房」のオープン日は2023年4月19日。
見学時間は15時~17時30分。
金継ぎの一部体験「金継ぎいろは」の体験時間は15時30分~30分間、定員は6名、対象は宿泊客(12歳以上)、当日現地フロントで予約、料金は無料。
「星野リゾート 界 加賀」の所在地は石川県加賀市山代温泉
18-47、交通はJR北陸本線「加賀温泉」駅よりタクシーで約10分、小松空港より車で約30分。
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星野リゾート 界 加賀