【ニュース】 米子市など、米子駅南北自由通路「がいなロード」を7月29日に開通、米子駅新駅舎と米子市国際観光案内所、新駅ビルも同日オープン 鳥取県米子市

2023.04.13
米子市(伊木隆司市長)・西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)・JR西日本山陰開発株式会社(島根県松江市、新井慎一社長)は、米子駅の南北をつなぐ「がいなロード」(米子駅南北自由通路)を2023年7月29日に開通、米子駅新駅舎と新駅ビル「シャミネ米子」も同日オープンするほか、新駅舎1階に併設される米子市国際観光案内所も同日に開所する。
あわせて、駅南広場も同時に供用開始する(駅南駐車場とバス駐車場は記念イベント開催のため開通当日の2023年7月29日には使用不可)。

同市では、JR「米子」駅の南北地区を連絡する米子駅南北自由通路と、駅南広場等の整備を行う「米子駅南北自由通路等整備事業」を実施しており、国の交付金(社会資本整備総合交付金)の活用や鳥取県からの財政支援を受けながら事業を進めてきたという。

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「がいなロード」(米子駅南北自由通路)の事業期間は2015年度~2023年度。
総事業費は76億6,000万円。
延長は140m(線路上空105m)、幅員6.0m、建物高さ約13m。
昇降設備はエレベーター2基(自転車可)、エスカレーター3基(北側上り&下り、南側上り)。
トイレは南北にそれぞれ1か所(男性・女性・多機能)設置する。

同日オープンする新駅ビル「シャミネ米子」の「シャミネ」は、「shamrock(三つ葉=幸運)」と「mine(私の)」を組み合わせた造語で、「幸せな私」という願いを込めた。
所在地は鳥取県米子市弥生町2の一部。
延床面積は1,086㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上2階建て。
入居予定店舗は、土産店・コンビニエンスストア(セブン‐イレブン)・飲食店・物販店など全6店舗を予定。

なお、「おみやげ楽市米子店(仮称)」は2階(改札すぐ)で営業を予定、現在の仮設店舗の3倍の売場面積に拡大する。
米子エリアをはじめ、山陰両県の地域産品を幅広く取り扱い、定番のお土産、地元の素材や製法にこだわった、菓子・食品・工芸品、駅弁などを販売する予定としている。