【ニュース】 山形新聞社、山形県内の名産品や観光地を紹介するメタバース空間を構築、山形グランドホテル内「街なかメタベース」でも専用のヘッドセットから視聴可能 山形県山形市
2023.04.10
株式会社山形新聞社(山形県山形市、寒河江浩二社長)は2023年4月7日、NTT東日本山形支店(山形県山形市、渡会俊輔支店長)の協力により、山形県内の名産品や観光地を紹介するメタバース(仮想空間)を構築した。
同空間は、山形新聞社のデジタル発信拠点「街なかメタベース」(山形県山形市、山形グランドホテル内)でも、専用のヘッドセットから視聴可能。
全国の新聞社が地方の名産品を紹介するサイト「47CLUB」とも連携する。
同空間内では、地理的表示保護制度「GI」の指定を受け、国内外で受賞歴のある山形の酒、きめ細かく上品な肉質と霜降りで知られる山形牛、地域色にあふれ滋味豊かな味わいが特徴の蕎麦など、様々な名産品を360°動画やパネルで紹介する。
また、俳聖松尾芭蕉が名句を読んだ山寺(山形県山形市)、日本三大急流の景観を船上から楽しむ最上川舟下り(山形県戸沢村)など、同県内の観光スポットも登場するという。
「街なかメタベース」は、同社が2023年3月1日に山形グランドホテル1階に新たに設置したデジタル情報発信拠点。
デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する県民運動の推進も目的の一つで、動画撮影スタジオのほか、仮想現実(VR)の無料体験コーナーなどを設けた。
ユーチューブの公式チャンネル「Press Yamashin」の人工知能(AI)を活用した音声付き動画もモニターで紹介している。
開館時間は9時~18時。
なお同社と同支店は、2022年8月に連携協定を締結、DXの導入、業務効率化や新たな時代に対応した人材育成などを進めており、今回の同取り組みはその成果の一つ。