【ニュース】 オリックス不動産とオリックス・ホテルマネジメント、地域・自治体などと協業しながら、学生向けに観光業・ホスピタリティ産業の学びの場を提供する実践型学習プログラムを構築 大分県別府市

2023.04.10
オリックス不動産株式会社(東京都港区、深谷敏成社長)とオリックス・ホテルマネジメント株式会社(東京都港区、似内隆晃社長)は、運営する旅館・ホテルで、地域・自治体などと協業しながら、学生向けに観光業・ホスピタリティ産業の学びの場を提供する、実践型学習プログラムを構築した。
今後、各地の運営施設で、同プログラムを地域の大学などと取り組む。

オリックスグループが運営する「別府温泉 杉乃井ホテル」(大分県別府市、鞍馬達也総支配人)は、2021年12月に立命館アジア太平洋大学(大分県別府市、出口治明学長)と産学連携を目的とする「友好交流に関する協定」を締結、観光を中心に地域活性化を図る取り組みを推進してきたという。

2022年4月より開始した初年度の取り組みでは、同大学の学生と同ホテル社員が主体となり、同ホテルで実施するイベントの企画構築・運営までを一貫して実践形式で学ぶプログラムを実施。
2022年11月には産学連携イベント「光と世界のお祭り ~Multi
Cultural Festival 2022~」を開催している。
さらに同大学では、2023年4月から2年目の取り組みとして、同実践型プログラムの一部を学生に単位を与える成果科目へと発展させ、始動するという。

オリックス不動産とオリックス・ホテルマネジメントは今後、各地の運営施設で同プログラムを展開、各地域の大学などとの取り組みを積極的に推進する。
観光分野でのマーケティング戦略や地域の課題についての学びの提供、運営施設でのイベント企画・運営の実施によるアウトプットの場の提供とともに、地域や社会に貢献できる人材の育成や、新たな観光資源創出の両立を目指す。