【ニュース】 倉敷市、下津井地区で地域活性化事業「トライアルステイ下津井」を3月1日よりスタート、「お試し住宅」をオープンし体験プログラムを用意 岡山県倉敷市
2023.02.27
倉敷市(伊東香織市長)は、同市下津井地区で地域活性化事業「トライアルステイ下津井」を2023年3月1日よりスタートする。
同地区は、瀬戸内海沿岸に位置し、瀬戸大橋の本州側の起点となる地区。
江戸時代から明治の中頃にかけて北前船で栄え、現在は漁業の町として知られる人口約4,300人の港町で、古くからの町並みが残り、岡山県の町並み保存地区として指定されている。
同事業では、古民家を活用した「お試し住宅」をオープンするとともに、利用者に「まち歩き」や「先輩移住者との交流会」などのプログラムを体験してもらい、下津井を応援する人・関係する人・移住する人を増やしていきたいとしている。
同地区は、同市内でも特に人口減少と高齢化が進む地域で、地域住民は持続可能なまちづくりに危機感をもっているという。
こうした中、地元のまちづくり団体「下津井シービレッジプロジェクト」では、以前より移住促進活動を行ってきた。
今回は、同市と下津井シービレッジプロジェクトが協力し、同地区の町並み保存地区内に古民家をリノベーションした「お試し住宅」を設置。
「瀬戸内海」「古民家」をキーワードに、海や古いまち並みに関心のある移住検討者等に利用してもらうことで、地域の魅力を最大限にアピールする。
さらに、よりリアルなまちの魅力を体感してもらうため、「町歩き」「移住者との交流会」「まちづくり活動への参加」「古民家セミナー」「創業セミナー」の5つの体験プログラムを用意。
地域住民や先輩移住者と関わりを持ち、丁寧にまちの魅力を伝えることで、関係人口を増やし、さらには移住者の増加に繋げ、人口減少や高齢化などの地域課題の解決に繋げたいという。
申込は「トライアルステイ下津井」ホームページより。