【ニュース】 万葉倶楽部、豊洲市場の場外エリアで「千客万来施設(仮称)」を2024年2月1日に開業予定、商業棟と温浴棟で構成 東京都江東区
2023.02.10
温浴施設を全国展開する万葉倶楽部株式会社(神奈川県小田原市、高橋理社長)は、東京都の「千客万来施設事業」の事業者として豊洲市場の場外エリアに創設する「千客万来施設(仮称)」(東京都江東区)を2024年2月1日(予定)に開業する。
豊洲市場に隣接する同施設は、商業棟「豊洲場外江戸前市場(仮称)」と温浴棟「東京豊洲 万葉俱楽部(仮称)」で構成。
商業棟では、築地の伝統を引き継ぎ、豊洲ならではの新鮮な食材等を活かした飲食・物販店舗を展開するとともに、御影石や淡路島の「いぶし瓦」などの伝統的な建築素材や、多摩産材などを採用した木造建築により、江戸の古い街並みを再現したオープンモールとする。
温浴棟では、専用トレーラーで箱根・湯河原温泉の湯を運搬、湯処(露天風呂・サウナ)・岩盤浴・エステ・マッサージ・最新リクライナーで、1日ゆっくりと滞在できる空間を提供するとともに、屋上には豊洲の景観を一望できる展望足湯庭園を2カ所(入館者用・一般無料開放用)設置するという。
豊洲エリアでは現在、臨海副都心の一翼を担っており、新たなファミリー層の流入が続いているという。
観光地としても、お台場や有明を含めた臨海副都心には商業施設・観光拠点が数多く存在しており、来訪者にとって豊洲は居住と観光、両方の側面で魅力的なエリアだとしている。
同施設は、築地特有の貴重な財産であるにぎわいを継承・発展させるとともに、市場本体施設と連携し、豊洲ならではの活気やにぎわいを生み出すことで、豊洲市場の魅力を高めつつ、地域のまちづくりや活性化に貢献するという。
商業棟「豊洲場外江戸前市場(仮称)」の建物は地上3階・地下1階建、延床面積は1万4,690.63㎡。
温浴棟「東京豊洲 万葉倶楽部(仮称)」の建物は地上9階・地下1階建、延床面積は1万9,095.73㎡。
駐車場は一般車が6街区108台・5街区458台、観光バスが27台、バイクが大型5台・原付が31台。
宿泊客室数は69室、休憩室リクライナーは約600台。