【ニュース】 タクマエナジー、久留米市の一般廃棄物焼却処理施設で生み出されるCO2フリー電力を市有施設に供給 福岡県久留米市
2023.02.08
各種ボイラや機械設備の設計・施工などを手掛ける株式会社タクマ(兵庫県尼崎市、南條博昭社長)傘下の株式会社タクマエナジー(兵庫県尼崎市、西村賢一社長)は、タクマが2016年に納入した「宮ノ陣クリーンセンター」(福岡県久留米市)で、生み出されるCO2フリー電力を市有施設に供給する契約を久留米市(原口新五市長)と締結、2023年1月より電力の供給を開始した。
同センターは、同市内の一般廃棄物(家庭ごみなど)の焼却処理施設で、ごみ焼却時の熱を利用した発電も行っている。
同事業では、同センターのCO2フリー電力を環境部庁舎など同市内4つの公共施設で活用することで、同市のCO2排出量削減、電力料金の安定化を目指す。
なお、同センターの管理・運営業務は、同市とのDBO事業契約に基づき、タクマを代表企業とするSPC(くるめハイトラスト株式会社)が行っており、20年間にわたり委託業務を遂行している。
宮ノ陣クリーンセンターの焼却施設処理能力は1日163t。
発電出力は3,560kW。