【ニュース】 丸紅など、能代港洋上風力発電所に続き秋田港洋上風力発電所でFIT制度に基づく商業運転を開始 秋田県秋田市
2023.02.01
丸紅株式会社(東京都千代田区、柿木真澄社長)は、秋田港(秋田県秋田市)と能代港(秋田県能代市)で進めていた、日本国内初の商業ベースでの大型洋上風力発電プロジェクトのうち、秋田港洋上風力発電所で、2023年1月31日より再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)に基づく商業運転を開始した。
同プロジェクトは、特別目的会社「秋田洋上風力発電株式会社」(秋田県秋田市、岡垣啓司社長)を通じ、株式会社大林組・東北電力株式会社・コスモエコパワー株式会社・関西電力株式会社・中部電力株式会社・株式会社秋田銀行・大森建設株式会社・株式会社沢木組・協和石油株式会社・株式会社加藤建設・株式会社寒風・三共株式会社と共同で進めていたもの。
能代港洋上風力発電所については、2022年12月22日より同じく
FIT制度に基づく商業運転を開始しており、現在順調に運転中だという。
今回の秋田港での運転開始により、秋田洋上風力発電の洋上風力発電所は全面的な商業運転に入った。
秋田洋上風力発電では、今後20年間に亘り、能代港を拠点とした運転保守体制の下、両発電所の運転維持管理を行うとしている。
両発電所の所在地は秋田県秋田市・能代市(港湾区域を含む)。
発電容量は約140MW。
総事業費は約1,000億円。
発電形態は着床式洋上風力。
売電先は東北電力ネットワーク株式会社。
売電期間は20年間。