【ニュース】 島根県立大学、美又温泉のPRのため、地域政策学部の学生2人が入浴剤「美又の湯」を郵送する専用封筒をデザイン 島根県浜田市

2023.01.30
島根県立大学(島根県浜田市、清原正義学長)は、美又温泉(島根県浜田市)のPRのため、美又温泉旅館組合や浜田市内の郵便局と協力し、地域政策学部の学生2人が入浴剤「美又の湯」を郵送する専用封筒をデザインした。

完成した専用封筒は、2023年1月17日に浜田市役所でお披露目を実施しており、旅館組合から1,000枚限定で入浴剤を購入した人への特典として配布される。
入浴剤「美又の湯」は、特徴の「とろみ」を再現できるよう開発され、家庭でも美又温泉が楽しめる商品だという。

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同大学の地域政策学部は、課題先進県と言われる島根県をフィールドに、地域が抱える課題に対して多角的な視点で解決策を見出し、地域の発展に貢献できるグローカルな人材の育成を目指す学部。
「地域経済経営コース」「地域公共コース」「地域づくりコース」の3コースがある。

今回、「学生の感性を生かしたい」という同旅館組合や郵便局からの要望を受けたのは、地域政策学部教員の田中輝美准教授。
地域の活性化やデザインに関心が高い学生に声をかけ、学生を主体としてデザインを任せたという。

学生は、意見交換やフィールドワークを重ね、同温泉の魅力を体感し、イメージを膨らませながら制作を実施。
地域へ出向き、人や歴史、文化などを知る中で、これまで見落としていた価値を再考し、具体的なプロジェクトへ活かしたとしている。