【ニュース】 西日本鉄道、メタバース上に鉄道とバスのミュージアムを構築した「にしてつバース」を2月25日にオープン 福岡県福岡市

2023.01.20
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、林田浩一社長)は、メタバース上に鉄道とバスのミュージアムを構築した「にしてつバース」を2023年2月25日にオープンする。

メタバースとは、参加者がアバターを操作して自由に行動できる、インターネット上に構築された3次元のバーチャル空間やそのサービス。
同取り組みでは、これまで所有していなかった鉄道とバスのミュージアムをメタバース上で展開することで同社の価値・魅力向上を図るとともに、同社オリジナルのコンテンツに触れてもらうことでファン獲得に繋げていきたいとしている。
なお、鉄道とバスのミュージアムをメタバース上に構築することは、日本初の取り組みだという。

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「にしてつバース」では、利用者が操作するアバターがミュージアムを回遊しながら、3D車両や各種展示などを鑑賞できるほか、電車やバスの車両運転席でのスイッチ操作体験などを楽しめる。
今後は、電車やバスに関する企画展を開催するなど、魅力あるコンテンツを定期的に発信するという。

あわせて、「にしてつバース」内に「にしてつNFTギャラリー」をオープン。
データやデジタルコンテンツの唯一性を保証する仕組みのNFT(非代替性トークン)を活用し、車両の写真がデザインされた同社オリジナルカードをLINE NFT上で販売するとしている。

「にしてつバース」のサービス開始日は2023年2月25日。
利用料は無料。
利用方法は、公式サイトもしくは公式アプリからアクセス、アバターを選択しニックネーム入力、エントランスからスタート。
コンテンツは、「鉄道ミュージアム」が、3Dモデル(5000形)の展示・車両操作体験、先頭車両(トレインヘッド)の展示、常設ギャラリー。
「バスミュージアム」が、3Dモデル(スマートループ)の展示・車両操作体験、バスヘッドモデルの展示、常設ギャラリー。
制作会社は株式会社ドリームホールディングス(福岡市博多区、小濱洋一代表)。

「にしてつNFTギャラリー」のオープン日は2023年2月25日(予定)。