【ニュース】 グランディハウス、「宇都宮グランドホテル」跡地を地域継承型の分譲地として開発 栃木県宇都宮市

2023.01.20
グランディハウス株式会社(栃木県宇都宮市、林裕朗社長)は、
2021年7月末日をもって閉館した「宇都宮グランドホテル」(栃木県宇都宮市)跡地を、地域の歴史や人々の記憶を後世に紡いでいく地域継承型の分譲地として開発する。

「宇都宮グランドホテル」の跡地は、旭陵(朝の陽光が降り注ぐ丘)と呼ばれ、高台に位置し、宇都宮随一の眺望を堪能可能。
江戸時代には宇都宮藩主の別邸が置かれ、その後も鮫島重雄(陸軍軍人・男爵)の住まい、割烹などとして、敷地には美しい庭園が保たれてきた。
1971年に西洋式ホテルに転換した後は、多くの国内外の要人が訪れたほか、地元の人々にとっては婚礼や成人式の会場としても親しまれた場所だったという。

同社では、歴史と記憶を持つこの土地に寄せる地元の人々の想いを後世に伝えていくため、記念碑となるような、歴史と緑の薫る分譲地を目指す。
理念とコンセプトに基づいた、特徴ある街区内公園を整備、庭園美を楽しめる場所だった特性を生かし、緑あふれる住環境を整備するほか、高台の利点を活かし、見晴らしや風通しが良い陽光降り注ぐ開放的な分譲地を計画しているという。

分譲地の物件名称は未定。
所在地は栃木県宇都宮市西原町142。
総区画数は全138区画(予定)、開発面積は3万5,452.11㎡(予定)。