【ニュース】 テダソチマ、須賀川市の旧公営住宅「旧母子支援施設」を入札、地域のボランティア人材と共に滞在施設に改修 福島県須賀川市
2023.01.06
まちづくり会社の株式会社テダソチマ(福島県須賀川市、大木和彦代表)は、昭和47年に建設された須賀川市の旧公営住宅「旧母子支援施設」を入札、交流や学びができる次世代へつなげる滞在拠点へと育てるため、施設の改修を地域のボランティア人材と共にプロジェクト化した。
同社は、同プロジェクトで活動するボランティア人材の金銭的負担を軽減するため、クラウドファンディングサイト「READYFOR」で2022年12月10日よりクラウドファンディングを開始、「みんなのイバショソダテプロジェクト」を2023年1月31日まで実施する。
同社はこれまで、商店街の空き店舗対策や移住定住に繋げるための活動に取り組んできたが、活動を通じ、「ホテル以外の滞在拠点が足りず、貢献したいと考える人の活動に弊害が発生している」という課題に直面していたという。
こうした中、同社は同施設を入札、貢献したいと考える人々が手軽に滞在できる施設へ改修する。
同施設は、現在の生活様式に適応していない箇所はあるものの、建物自体は丈夫で、今後も活躍が可能な建物だという。
なお同プロジェクトは、地元の大学生(福島大学・日本大学)や高校生(須賀川創英館高校・須賀川清陵情報高校)、地域のボランティアと共に進めるとしている。