2023.01.04
長門湯本温泉まち株式会社（山口県長門市、伊藤就一代表）は、
2023年1月19日～2月19日の期間、長門湯本温泉（山口県長門市）で童謡詩人・金子みすゞさんの詩をテーマにしたあかりイベント「音信川（おとずれがわ）うたあかり」を開催する。

同イベントでは、詩のナレーションや⾳楽に合わせた幻想的な光の演出をはじめ、同市内の児童⽣徒が制作した数千個のあかりのうつわなどを設置し、冬の⻑⾨湯本温泉に特別な⾵景を創出。
同イベントは2018年度に開始したもので、今回で5回⽬となる。

期間中、「幻燈輪舞エリア（竹林の階段〜恩湯・雁木広場）」では、イベントのテーマ「金子みすゞの詩」の朗読と音楽にあわせて、いくつもの影絵が躍る。
周辺の竹林のライトアップや広場の照明もあわせて変化する「音と光のエンターテイメント」を楽しめるという。

「みすゞのお庭エリア（恩湯・芝生広場）」では、同市内の幼保小中学校の協力を得て、児童生徒約3,000名があかりモチーフを制作。
「お魚たちの夢エリア（音信川河川公園）」では、音信川河川公園の中央に、大きなお魚型にあかりのうつわを配置する。
「土あかりエリア（雁木広場）」では、三ノ瀬地区にて約360年の歴史を持つ萩焼深川窯の協力により、向陽小学校の生徒が製作した萩焼のランプシェードが、あたたかな光で夜を照らす。
「おとずれ川エリア（雁木広場〜河川公園）」では、地元住民を中心に、これまでのワークショップで製作した大型のあかりモチーフを、音信川沿いに設置。
「みすゞさんのモザイク壁画（engawa YUMOTO横）」では、
「engawa YUMOTO」の壁一面の大きなみすゞさんの「モザイク壁画」を、優しいあかりで照らす。
「一ノ瀬エリア（だいご長屋前）」では、みすゞさんの詩「折紙あそび」をテーマに、小さな「折り紙あかり」が灯るという。

さらに今回は、金子みすゞ記念館やJR美祢線利用促進協議会とも連携、特別な企画を多数実施。
金子みすゞさんにちなんだ企画や、JR美祢線特別列車「うたあかり号」の運行、マルシェやワークショップなども予定しているという。

「音信川うたあかり2023」の開催期間は2023年1月19日～2月19日。
点灯時間は⽇没（17時30頃）〜22時。
開催場所は長門湯本温泉（山口県長門市深川湯本）竹林の階段と音信川周辺。
入場料は無料。
共催は長門市・長門湯本オソト活用協議会。