【ニュース】 青函フェリー、函館どつくに発注した新造船の命名・進水式を実施、「はやぶさII」と命名 北海道函館市

2022.11.09
青函フェリー株式会社(北海道函館市、熊坂高社長)は、函館どつく株式会社(北海道函館市、関川義紀社長)に「あさかぜ5号
(1998年就航・1,958トン)」の代替船として発注した第913番船(2023年3月就航予定・約3,000トン型)の命名・進水式を、函館造船所第1号船台で11月7日に実施、式典では、栗林商船株式会社の栗林宏吉社長が「はやぶさII」と命名披露した。

「はやぶさII」は、従来船の船首の形を変え、波の抵抗を低減。
船尾船底の構造なども大幅に見直し、荒れがちな津軽海峡の波による揺れを抑える構造としている。

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また、推進部のスクリューやエンジンは最大出力時の燃料効率を、運航中のフェリーより5%程度向上。
合わせて客室に伝わるエンジン音も軽減する。

さらに、メイドイン函館の新造船であることから、函館市にゆかりのあるモノ(五稜郭・おんこの木など)をグラフィック化した船内デザインとし、空間のオリジナリティを演出、青函フェリーであるというイメージを明確に表現したという。

「はやぶさII」の全長は約100m、全幅は約19m、総トン数は約
3,000トン。
旅客定員は300名、車両積載台数はトラック36台または乗用車
120台。