【ニュース】 まちづくり小浜、小浜市の歴史的な町並みを活用し、まち歩きをしながら食や買い物を愉しむ「御食国まち歩きマルシェ」を11月12日~13日に初開催 福井県小浜市
2022.11.09
観光地域づくり法人(DMO)の株式会社まちづくり小浜(通称:おばま観光局、福井県小浜市、御子柴北斗社長)は、2022年11月12日~13日の期間、小浜市の歴史的な町並みを活用し、まち歩きをしながら食や買い物を愉しむ「御食国まち歩きマルシェ」を初開催する。
同市は、かつて朝廷に食材を献上した「御食国(みけつくに)」で、京都へ続く食の道「鯖街道」の起点の町としても知られ、和食のルーツとも言える地域。
また、古くから都と繋がり、交通の要所でもあったため、歴史的な町並みが市内の至るところに残っており、中でも「小浜西組」と呼ばれるエリアは、将来へ受け継ぐべき歴史的な景観を形成している地区として、2008年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
期間中は、同市のまち歩きの拠点「小浜市まちの駅」に、福井県内の様々なジャンルの人気飲食店11店舗が出店。
御食国の歴史にちなみ、小浜の海の幸に関わりのあるメニューを提供する。
また、「小浜市まちの駅」から旧茶屋街の三丁町まで続く、全長2kmの歴史的な町並み全体がマルシェに。
地元の27店舗に加え、空き家などを使用し、2日間のイベント限定の39店舗も出店、合計66店舗が出店する。
3店舗以上で買い物をした人には、抽選でプレゼントを用意するという。
さらに、明治期に建てられ、当時の繁栄の面影を色濃く残す旧料亭「蓬嶋楼」では、若狭塗箸の研ぎ出し体験や買い物も可能。
同市の国宝と重要文化財を有する8つの寺社を巡る「小浜八ヶ寺巡り」では同期間中が紅葉のベストシーズンとなるほか、若狭フィッシャーマンズワーフでは小浜湾のクルーズ船に乗りながら地魚を使用した鮨を愉しむ特別便を運航。
その他、まち歩きのポイントでは、地元の語り部が小浜が和食のルーツとなった御食国の歴史や、小浜の町並みの成り立ちなどについて紹介、「小浜市まちの駅」では簡単に着ることができるワンタッチ着物や和傘の貸し出しも行う。
11月13日には、地元住民が開催する「三丁町バザール」も同時開催、約20店舗の露店が出店する。