【ニュース】 南海電気鉄道、経済産業省「客員起業家(EIR)の活用に係る実証事業」採択を受け、事業創出支援プログラム「beyond the Border」を開始、社外人財を募集 大阪府大阪市

2022.11.07
南海電気鉄道株式会社(大阪市北区、遠北光彦社長)は、2022年7月に経済産業省が主導する「客員起業家(EIR)の活用に係る実証事業」に採択されたことを受け、具体的な取組みとして、11月4日より、事業創出支援プログラム「beyond the Border」を開始、新たな事業の創出に共に挑戦する社外人財の募集を開始した。

応募後は、自らの仕事に従事しながら事業創造に挑戦することができ、最終事業審査「demoday」に合格した事業・提案者については、同社と雇用契約を締結、「法人化」または「南海グループの新たな事業」として、提案者自らが事業推進リーダーとなり、活躍してもらう予定だという。

同社では、中期経営計画で事業戦略「未来探索」を掲げ、新たな柱となる事業の創出に積極的に取り組み、様々な挑戦を促進してきた。
その1つとして、2019年より社内の事業創出支援制度「新規事業開発プログラム(Fly beyond)」を開始、第1期(2019年~)では3つのプロジェクトで提案者自らが代表取締役社長となり、経済産業省の「出向起業等創出支援制度」を活用し法人を設立、本格的な事業活動を行っている。(「株式会社Every Buddy」「株式会社LAWN」「株式会社EMOSHARE」)。
現在進行中の第2期(2021年~)では、2つのプロジェクトが事業化に向けて、鋭意活動を行っているという。

今回の「beyond the Border」は、2019年から開始した「新規事業開発プログラム(Fly beyond)」の第3期に向けた社外人財募集における一連の枠組みを示す。
南海グループの一員として、社会に対し新たな価値を生み出すことができるような事業の創出を目指した取組みで、最終選考通過後は、プログラム期間終了後も事業化を目指して継続的に事業を推進してもらう予定としている。

募集テーマは「人々の生活を豊かにする事業アイデア」。
対象者は会社員として企業に所属している人、フリーランスや自営業の人(学生は対象外、社会人大学生は対象)。
個人参加または数名(チーム)参加も可能としている。
なお、同プログラムについては、「オンライン事前説明会(2022年11月10日実施)」と「セミナー(2022年11月16日実施)」を予定している。