【ニュース】 森トラスト、「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」で開発中のホテル名称を「紫翠ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」に決定 奈良県奈良市

2022.11.02
森トラスト株式会社(東京都港区、伊達美和子社長)は、奈良県の官民連携事業「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」で、同社が進めている新規ホテル開発「(仮称)奈良吉城園計画」(奈良県奈良市)のホテル名称を「紫翠(しすい)ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」に決定した。

同ホテルは、日本有数の名勝地「奈良公園」の西端に位置し、春日大社や興福寺、東大寺などの世界遺産にも囲まれた希有な立地。
歴史ある建築物の保全・活用として、周囲に広がる歴史的建造物や豊かな緑との融合を図り、ラグジュアリーホテルを中心とした施設開業を目指すという。

なお同ホテルは、同社が2017年に立ち上げたホテルブランド「翠(SUI)」の3軒目となるほか、マリオット・インターナショナルの最高級カテゴリーブランド「ラグジュアリーコレクション」を誘致したダブルブランドホテルとなる。

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設計は建築家・隈研吾氏が担当。
奈良文化が織りなす歴史、文化、自然が調和する「伝統と現代の結び」をデザインコンセプトに開発を進めてきた。
約9,000坪の敷地に8棟の建物が立ち並び、「小さな風景から大らかな集合」を生み出すことにより、奈良の環境に溶け込むような街並みを形成するという。

ホテル名称の「紫翠」は、山の木々がみずみずしく青々とし、美しい自然の景色を形容する「紫幹翠葉」に由来したもの。
若草山、奈良公園、吉城園やホテルの庭園の植物、木々や葉の美しさといった奈良の自然が持つ緑豊かな麗しさを表現した。

「紫翠(しすい)ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」の所在地は奈良県奈良市登大路町55番地他。
敷地面積は3万505.24㎡、延床面積は4,411.69㎡。
階数は地上2階、客室数は43室。
着工は2022年2月21日、開業は2023年夏。