【ニュース】 淀屋橋駅西地区市街地再開発組合など、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」を着工、御堂筋の玄関口に新たなランドマークとなるオフィスビルを建設 大阪府大阪市
2022.11.02
淀屋橋駅西地区市街地再開発組合(福本大介理事長)とその参加組合員の大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)・住友商事株式会社(東京都千代田区、兵頭誠之社長)・関電不動産開発株式会社(大阪市北区、藤野研一社長)は11月1日、「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」(大阪市中央区)を着工した。
同事業は、市街地再開発事業により、敷地・建物を共同化し、オフィス主体の大型複合ビルを整備するもの。
御堂筋の玄関口で中之島に隣接する大阪随一のロケーションを活かし、御堂筋にふさわしい上質なにぎわいや、敷地内・大川町公園など水辺の豊かなオープンスペースの創出、脱炭素社会の実現に向けて積極的な省エネルギー・低炭素化に取り組むことで、大阪・淀屋橋エリアの再生・成長、にぎわい・潤いのあるまちづくりに貢献するとしている。
同計画地は、大阪のメインストリートでビジネスの中心である御堂筋の玄関口に位置し、大阪メトロ御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅に直結、水と緑豊かな環境で大阪の文化・行政・ 産業の中心となっている中之島にも隣接した、大阪随一の立地条件を有している一方、細分化された土地利用の状況にあったという。
同事業では、大阪市内最大規模のハイグレードなオフィスと上質なにぎわいを提供する商業施設を中心に、緑豊かなオープンスペース、中之島を一望できるビュースポット・交流施設等を擁した複合ビルを整備。
あわせて、土佐堀川沿いのパブリックスペース(大川町公園)も水辺のにぎわい空間として再整備する。
現在、御堂筋を挟んで「淀屋橋駅東地区」でも共同建替事業が進められており、両地区で淀屋橋エリアの活性化、大阪全体の成長をけん引していくとともに、西地区では水と緑豊かなオープンスペースやにぎわい空間を整備、様々なアクティビティを生み、情報を発信していくことで、大阪の国際競争力と魅力の向上に貢献するという。
「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」の所在地は大阪市中央区北浜4丁目1番他、交通は大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」駅・京阪本線「淀屋橋」駅地下直結。
施行地区面積は約1.7ha、敷地面積は約7,206㎡、延床面積は約
13万2,330㎡。
主要用途は事務所・店舗・駐車場等。
階数は地上29階・地下2階。
解体工事着工は2021年10月、新築工事着工は2022年11月、建物竣工(予定)は2025年12月。