【ニュース】 三井不動産レジデンシャル、「住の自由化」を目指し、同社賃貸マンションやパートナー企業の施設等を活用、多拠点居住サービス「n’estate」を順次トライアルとして開始 東京都中央区

2022.09.30
三井不動産レジデンシャル株式会社(東京都中央区、嘉村徹社長)は、利用客の多様なくらし方をサポートする多拠点居住サービス「n’estate(ネステート)」を、2022年9月29日より順次トライアルとして開始した。

同サービスは、「住の自由化」をコンセプトに、都心や地方都市を中心に展開する同社賃貸マンションシリーズ「PARK AXIS(パークアクシス)」や三井不動産グループ企業、パートナー企業の施設を活用し、個人が自由に拠点を選択しながら生活するライフスタイルを提供する点が特長。
都市部の利便性を享受できる良質な住環境の「都市型拠点」や、都会の喧騒から離れ農業やサステナブルな取り組みを体験できる「郊外型拠点」など、多様な施設を用意する。
2022年9月29日より予約・利用可能となる拠点は10箇所で、今後も順次新たなトライアル拠点を追加していく。

「PARK AXIS」は従来、主に2年単位での賃貸借契約となる物件だが、今回のトライアルでは住宅宿泊事業法などを活用し、1泊・1ヶ月単位で利用可能な部屋を用意。
各拠点には、家具家電・アメニティを備え、手軽に利用できる上質な住環境を提供する。

こうした既存物件・施設等の活用により、現居の住み替えやリフォーム、セカンドハウスの購入といった選択肢だけでなく、好きなエリア、好きな拠点、好きな用途、好きな期間(時間)を自由に選択できる、新しいすまい方・くらし方を実現可能とし、すまいとくらしを自由に選択できる「住の自由化」を目指すという。

同社が事前に行ったアンケートやインタビューでは、「多拠点居住」で、住み替えにかかる金銭的なハードル、セカンドハウスの探索やリフォームに要する時間的なハードル、また、手配や段取りが煩雑で気軽に行うことができないという心理的なハードルがあることが分かったという。
また、同トライアルに先行して2022年3月より実施した「三井のすまいLOOP」会員向けのモニター体験では、1日、10日間、1ヶ月単位のいずれのプランに対しても募集定員を超える多数の応募があった。
テレワーク等の普及に伴い、幅広い年代、多様な働き方、家族構成の人々にとって、様々な目的で多拠点居住サービスを利用したいという意向・ニーズがあることがわかったとしている。