【ニュース】 野村不動産と野村不動産コマース、「塚口さんさんタウン」3番館跡地で地域密着型商業施設「SOCOLA塚口クロス」を11月2日に開業 兵庫県尼崎市
2022.09.27
野村不動産株式会社(東京都新宿区、松尾大作社長)と野村不動産コマース株式会社(東京都新宿区、矢野忠孝社長)は、「塚口さんさんタウン」3番館跡地(兵庫県尼崎市)で、地域密着型商業施設シリーズ「SOCOLA(ソコラ)」としては6棟目、関西では初進出となる「SOCOLA塚口クロス」を2022年11月2日に開業する。
「塚口さんさんタウン」は、阪急神戸線・伊丹線「塚口」駅南口駅前に位置する、1978年に尼崎市初の第一種市街地再開発事業として開発された、3棟構成の複合商業施設。
旧耐震基準の建物であることや、商業競合環境の変化による空室の増加などから、2014年に区分所有者により3番館を建て替える方針が決定され、2015年に同社が事業協力者として参画、尼崎市とともに駅前広場の環境整備に着手し、2018年に解体着工、今回の開業に至った。
今回開業した同施設は、同社分譲マンション「プラウド阪急塚口駅前(421戸)」と商業施設で構成する複合施設の低層部分(地下1階~地上2階)。
同施設には、3番館のキーテナントとして長きにわたり営業していたダイエーが「AEON FOOD STYLE」として再出店するほか、地域からのニーズが高いカフェ業態の店舗「上島珈琲店」、神戸発祥のベーカリー「CASCADE」などの店舗が出店。
駅前の利便性を活かしながら、人々の日々の生活をより豊かにすることを目指す。
なお同施設は、尼崎市が推進する「居心地がよく歩きたくなる駅前空間創出事業」とも連携、塚口駅前広場の公共空間利活用による賑わい創出も図るとしている。
また、全421戸の「プラウド阪急塚口駅前」へは2階で接続する計画としており、プラウド居住者は天候を気にせず快適に買い物ができるという。
「SOCOLA塚口クロス」の所在地は兵庫県尼崎市南塚口町2丁目1番3号、交通は阪急神戸線・伊丹線「阪急塚口」駅より徒歩1分。
敷地面積は6,485.69㎡、商業施設専有面積は6,055.77㎡(このうち同社取得床は4,158.81㎡)。
構造・規模はRC造、地上16階・地下2階(商業部分は店舗が地下1階~地上2階、駐車場が地下2階)。
店舗数は27店舗(予定)。
商業駐車場台数は76台、商業駐輪場台数は335台。
商業施設開業予定は2022年11月2日(予定)。
住宅供給計画は「プラウド阪急塚口駅前」(421戸、この内分譲は415戸・分譲中)。